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大晦日の夜

空には星が瞬く、静かな夜です。
車の走る音も消え、もうすぐ除夜の鐘が聞こえてくる時間になりました。

今年はいろいろなことがありました。
夏の神楽坂での写真展参加、そして自分の力不足を感じて12月の個展を取りやめたこと
など、過ぎ去った出来事がつぎつぎに頭に浮かんできます。

来年はどんな年になるでしょう。
誰もが同じような思いを抱いて、今この時間を過ごしているのではないでしょうか。

丑年の2009年、ゆっくり、しっかりと歩みたいと思っています。

 

今日の暦
日の出 6.50 日の入 16.38 月の出 9.07  月の入 20.02 月齢 3.6

2008 12. 31


Merry Christmas

今日はクリスマス・イブ。
サンタを待っている子供たちの、楽しそうな顔が浮かんできます。

朝からものすごい寒さ。部屋にいてもガタガタ震えるほどでした。

明日は、暖壇さんが庭木の剪定に、”La Bouquetterie" の神田さんがビオラと葉ボタンの植え込みにと、
あわただしい一日になりそうです。
予報では、今日よりもずっと暖かくなるということで、ほっとしています。

今年もあとわずか。寒い中の大掃除はつらいですね。
でも1年のほこりをとって、さわやかな気持ちで新年を迎えたいと思っています。

 

今日の暦
日の出 6.48 日の入 16.33 月の出 3.56  月の入 13.44 月齢 26.4

2008 12. 24


カレンダー2009

本屋や文具屋などの店頭に、カレンダーがずらっと並ぶ頃になりました。

わたしのカレンダーづくりは、今年で4年目になる。
たまたまWebsiteの表紙作成と重なったが、カレンダーを優先し、年末には出来上がる予定。
今回はちょっと趣向を変えた作りにしたので、作り手としてはおもしろい。
プリントし、封筒に入れて友人などにお送りするのが楽しみである。

今日は冷たい雨が降りました。
今年も暖冬?と思えるほど暖かい晩秋でしたが、この先どうでしょうか。

わたしは冷え性で寒さが大の苦手。今日も一日足が冷えてつらかったです。
元気でクリスマス、年末、お正月と過ごしたいものです。

□鳥情報
ひよどり様が来るとスズメは大慌て。一歩も2歩も下がって、ひよどりに場所を譲る。
去った後は、スズメもほっとした様子。またチュンチュンとえさを探して回っています。

 

今日の暦
日の出 6.28 日の入 16.29 月の出 6.02  月の入 15.45 月齢 29.2

2008 11. 27


X'mas飾り

午後、バスに乗って花屋”Bouquetterie”へおでかけ。
店頭にはいよいよクリスマス飾りが出始めました。

今年は大きなリースが30個まとめて注文があったそうで、店内には売約済みの札がついたリースが一杯。
クリスマスが近くなると、毎年お店はぐっと華やかになる。いつもの年とは違った色調のものもあって、デジカメであれこれ写真を撮ってきた。

クリスマス、それが終わるとお正月。悲鳴を上げそうな忙しさのようでした。

□鳥情報
寒さが来たら、ひよどりも一緒に登場。元気一杯叫んでいます。
めじろも姿をみせてくれます。いつも2羽で来る、ほほえましい風景。

 

今日の暦
日の出 6.15 日の入 16.36 月の出 16.13  月の入 6.00 月齢 15.2

2008 11. 13


”玉川学園ギャラリーウォーク2008 ”

玉川学園の駅周辺にギャラリーがたくさんあるらしい、と知人から聞いた事があった。
先週、その知人からイベント情報が出ている新聞の切り抜きがファックスで届き、今にも雨が降りだしそうな曇天の中、玉川学園に出かけてみた。

「歩くの、随分厳しそうなところだよ。傾斜地で坂がたくさんあるけど、平気かな‥‥」
いつも出先では案内役となる主人は、地図を見ながら心配そうな顔をしていた。
「行ってみるしかないわよ。」という強気のわたしだったが、懸念したとおり、そこは坂と階段の町だった。

玉川大学周辺のギャラリーを巡るというイベントは10年前にスタートしたらしい。
小さなエリアに計19の店が集まっているというのはおもしろい、と思ってでかけたのだが、目的の絵画のギャラリーはゼロで、ほとんどが雑貨。写真もないとなるとがっかりで、傘をさしての散策は途中で取りやめに。

それにしてもこのところ、お日様はどこへやら。
今日も冷たい曇り空。
晴天だったら、ギャラリーウォークも少しは気持ちよかったのでは、と残念だった。

□鳥情報
気温が低かった今日は、たくさん鳥がやってきて、
えさはみるみるうちになくなった。
スズメは小さな鉢皿の中で水を浴びる。
寒くなると、鳥の動きも必死の様子になってきました。

 

今日の暦
日の出 6.12 日の入 16.38 月の出 14.24  月の入 2.26 月齢 12.2

2008 11. 10


冬支度

いよいよ寒さがやってきた。

今朝は秋一番の冷え込み。
床暖房、タイツ、セーターなどなど、急いで冬支度。

北風は北から吹くから、冷たいのかな?
道路の葉っぱも、風でかさかさと箒の先から逃げていった。

寒さが苦手のわたしは、さて明日からどうしよう、と考える。
デパートへ冬物を買いに、なんていうのも楽しそうですね‥‥

□鳥情報
自然の生き物は、気候の変化を敏感にとらえる。
急に寒くなった今日、庭には小鳥がたくさんやってきた。
えさの食べ方は真剣そのもの。
冬の寒さの中で生き延びるには、えさが欠かせない。
えさの調達に忙しくなりそうな、今日の寒さでした。

 

今日の暦
日の出 6.01 日の入 16.48 月の出 7.10  月の入 17.07 月齢 1.2

2008 10. 30


休日

いつものことだが、秋が来るとなんだかそわそわする。
カメラを持って景色を撮ろう!と、週末は熱海へ出かけた。

大磯から西湘バイパスに出ると、海が一望。
風が吹き、海は荒れていた。
波頭が白く輝き、ドーン、ドーン、、、と岩に打ち付ける波の音がきこえた。

海沿いのホテルに一泊し、帰りは箱根を通ることにした。
もみじ狩りのシーズン。予想通りあちこちで車が渋滞し、強羅に着いた時はもう1時半になっていた。
お茶とケーキで休憩しながら、紅葉を眺める。いろんな色が混ざって美しい。
もみじの赤はあとひと月先だろうか。

箱根の旧道を小田原に下りながら、そういえばこの道は箱根駅伝の道だ!と正月の寒さの中での、あの走りを思い出した。この旧坂を上り、翌朝は白い息を吐きながら東京へ向かって下る。すごいな‥‥

今日も朝からいい天気。
枯れ葉掃除にいそがしい休み明けだった。

 

今日の暦
日の出 5.52 日の入 16.59 月の出 21.33  月の入 11.46 月齢 20.8

2008 10. 20


オリンピック

東京がオリンピック開催地に名乗りをあげた後、駒沢公園ではあちこちで工事がはじまった。

きのうの体育の日は朝から快晴で、空も青々としさわやかな一日だった。3連休は何をしようかと考えていたが、どこに出かけるでも無く、花壇の手入れや昼寝で終わってしまった。

連休2日目、駒沢公園へ散歩に。
はっきり覚えてないが、1年前だったか始まった工事はどんどん範囲が広がり、場所によってはのんびり歩けないところもある。あちらこちらでオリンピック誘致の旗がはためき、大きな樹木がたくさん伐採されたのを見ると、オリンピックなんてどうしてやるの?と思ってしまう。

東京にはたくさん公園があるけれど、ゆっくり過ごせる公園は少ない。
緑いっぱい、施設なしの、広々とした公園があったら‥‥いいですね。

 

今日の暦
日の出 5.46 日の入 17.07 月の出 11.28  月の入 4.48 月齢 14.8

2008 10. 14


CSS

私がホームページを開いてから、今年で6年目になる。

当時は、ほとんどの人がホームページ作成ソフトを買って個人サイトを作っていた頃だった。
わたしも同様で、理解はできなくても一応"html"に目を通し、自分なりのWebsiteを作るのがとても楽しかった。
ところがその後、ブログという無料サイトが出現し、今や、インターネットは商業サイト以外、ブログ一色になってしまった。

こんな世の中の流れがどうも気に入らず、やるなら自分でつくりましょ‥‥を続けている。
今年はそろそろサイトを新しくしてみようかと思い、先日 "Dreamweaver" CS3というかっこいいデザインができるソフトを買ってきた。
ただいま表紙の作成中で、これが出来上がったら、Indexも一つ増やす予定なのですが、、。

今日の日曜日は南から風が吹き、夜になって雨が降りだした。
秋になり、晴れたり曇ったり、また雨が降ったりで気温も毎日変わる。
タンスを開けて、衣替えの準備をする頃になりましたね。

 

今日の暦
日の出 5.39 日の入 17.19 月の出 11.16  月の入 20.38 月齢 5.8

2008 10. 5


風は北から吹いていた‥‥
朝、この秋はじめての枯れ葉掃除。
ほうきを使うと、葉っぱは風とともに逃げてゆく。

ショウリョウバッタがぴょんと飛ぶ。大きいのや小さいの。
バッタと葉っぱは同じ色。
緑の中に身を潜め、何してるのだろう?

夏の初めから、ダリアの葉をがりがりと食べつづけ、
その所為で、ダリアの葉の半分はなくなった。
もう少ししたら、今年も花が咲くだろう。
うっすらとした黄色の花を楽しみに待っている。

シジミ蝶が花壇に来るのは、夏も終わる頃。
白の羽根は、わたしにはレース編みに見える

花から花へ、小さな蝶が飛んでゆく。

夏から秋へ。
食卓に座り、窓の外の景色を眺めた午後だった。
  

 

今日の暦
日の出 5.30 日の入 17.35 月の出 ___  月の入 14.35 月齢 24.3

2008 9. 24


アホウドリ

馬鹿になったかと思うほど、一日中だるくて眠い。

昨夜は夕ご飯の後、さっさとベッドへ。
テレビをつけると、たまたまアホウドリ巣立ちのドキュメント番組をやっていた。
人というのは勝手なものである。あれほど素晴らしい海鳥に「阿呆」という名をつけるなんて、ひどいものです。
絶滅危惧種に指定され、現在、研究者は保護活動に懸命の努力をしています。

大海原を大きな翼で雄大に飛行する、アホウドリ(英名アルバトロス)。もしこの姿を見る事が出来たら、どんなにすばらしいことだろう。

この夜放送されたのは、研究者たちの保護活動の様子。
火山噴火が懸念されるアホウドリの繁殖地「鳥島」から、新たな繁殖地として選ばれた小笠原諸島の「聟島」(ムコ島)へのひな鳥の移動。そして10羽すべての無事の飛び立ち。
おおきな図体をしていても、ひな鳥の目や動きは愛くるしい。

島を離れ北に飛び立つ日。30Mの絶壁から海に向けて飛び上がったすがたを眺め、目が潤むような感じだった。

アホウドリの番組は数日後再放送されるそうです。
感激のシーンが沢山あります。BS放送を受信できる方は、是非見てくださいね。

◎ 我が家には、毎日シジュウカラのひな鳥が何羽も飛んできます。
  ちょうど暑さが真っ盛りの頃、その中の一羽が脱水症状で倒れました。
  動物病院に連れて行き、水と薬の処置で奇跡的に助かりました。
  そのうち、この鳥の事をお話したいと思っています。

 

今日の暦
日の出 5.13 日の入 18.09 月の出 6.26  月の入 18.38 月齢 1.3

2008 9. 1


日々草

夏の暑さの真っ盛り、太陽がギラギラと照りつける。
日々草は夏の花。どんなに日差しが強くても、ニコニコと咲いている。

ところが今年はどうしたことか、8月半ばから夏がどこかへ行ってしまった。
秋のような涼しさ。それに雷、大雨の日が続き、日々草は雨に打たれて花壇でしょんぼり咲いている。

そんな日々草のように、わたしもこの頃体調がよくない。夏の疲れが出たのだろう。

8月も今日で終わり。いよいよ秋ですね。

◎ 写真展「道」(神楽坂”アユミギャラリー”)、8/20終了。
  暑い中をお越しいただき、ありがとうございました。

 

今日の暦
日の出 5.12 日の入 18.10 月の出 5.21  月の入 18.12 月齢 0.3

2008 8. 31


語らい

写真展「道」のオープニングパーティーは、楽しい語らいの夕べだった。

昼間の蒸し暑さが残る6時半、秋山実さんのご挨拶で始まった参加写真家の集い。
クーラーがあまり利かないギャラリーは、どんどん蒸し暑さが増す一方。

その夜スイカを食べながら、田村収さん、有地訓さん、それにギャラリーの事務方も加わりおしゃべりが始まった。田村さんは6・7というフィルムを使って佐渡の銀山跡を撮っていたが、カメラも相当古いものらしく、わくわくしながらその話を聞いた。

数年前、わたしはNewYorkでドイツの映画監督ヴィム・ベンダースの写真展を見たことがある。アメリカ西部を撮ったものだったが、大きな壁一面を占有する写真はものすごい迫力だった。
そんな話を、私同様初参加の森田城士さんに話をしたら、森田さんもヴィム・ベンダースが大好きで、そんなの見たなんてすごいですね。あの監督はロケハンの時に写真を自分で撮るそうですよ。と意気投合。

ひとり去り二人去りとだんだん人が少なくなって、9時半頃、大橋富夫さんの司会で来年のテーマを話し合う。なんでも「性」がテーマになりそうな気配。
これは大変!!
来年はどうなるでしょうか。

 

今日の暦
日の出 4.51 日の入 18.43 月の出 7.40  月の入 20.12 月齢 2.7

2008 8. 4


写真展「道」

アユミギャラリー(神楽坂)主催の写真展「道」が、今日8/1から始まる。
写真展への出品は、わたしには初めての経験で、ただいまわくわくとどきどきの狭間にある状態である。

「道」というテーマをもらった時、’道の写真ならたくさんある’と余裕の心境だったが、いざ選び始めるとなかなか決まらない。道が写っていればいいのか、とか、いまひとつ納得がいかない、などさんざん迷ったあげく、やっと一点の出展作品を決めた。

作品 ”Barri Gotic" は、2003年春訪れた、バルセロナの旧市街区での1シーン。最近の写真の中から選びたかったというのが本音だが、テーマを考えると思うようにはいかなかったのが心残りである。

今夜はオープニングパーティが開かれる。(といっても、ここ神楽坂は庶民の街。飲み物食べ物の持ち寄りパーティなのですが、、、)
30余名の写真家の方々の作品を拝見し、またその方々に初めてお目にかかれるのを楽しみにしている最中である。

◎ アユミギャラリー
  新宿区矢来町114
  Tel 03-3269-1577

 

今日の暦
日の出 4.49 日の入 18.45 月の出 4.10  月の入 18.41 月齢 29.0

2008 8. 1


雨降り

今日は、かなり激しい雨が降った。
ザーザーという雨音が聞こえるほどの降り。
こんな日は、部屋でボーッと過ごすに限る。

午後テレビをつけたら、”ようこそ先輩!”という番組をやっていた。
お寺の住職であり造園家でもある先輩のお坊さんが、母校の小学生たちに話をする。

「ボーッと過ごす。そうすると、こころが無になり、いろんなものを感じたり、自分自身がわかったりするようになるのです。」

いいお話です。

「今の子供は忙しすぎる。何もしないで過ごす事が出来ない。もっともっとなにもしない時間を増やさないと、、、」
わたしも大賛成のご意見でした。

お話の後、造園家のお坊さんの提案で、子供たちは盆景を作ることになった。
出来上がった作品は、どれも素晴らしいものばかり。作った生徒達の制作意図の説明も、見事でした。

雨の日は、わたしも盆景をつくってみようかな、、、

 

今日の暦
日の出 4.28 日の入 19.01 月の出 0.25  月の入 14.51 月齢 25.3

2008 6. 29


書斎

娘がひと月の旅に出た。
そのおかげでというのは変な話だが、その間わたしは書斎を持つことになった。

静かな部屋で机に向かい、手紙を書いたりパソコンをしたり、、、
一人というのはいいものだ。
窓の外はカツラの木で緑一色。そこに時折シジュウカラ、スズメ、カワラヒワが現れる。

巣立ちを終えてから1ヶ月余。幼鳥から親鳥へと元気に生長しているのを確かめて、今年もよかったね、とほっとしているところである。

 

今日の暦
日の出 4.28 日の入 19.01 月の出 ___  月の入 13.38 月齢 24.3

2008 6. 28


十三夜

梅雨の中休みがつづいている。

今夜は十三夜。
それは満月より美しいと言われているが、そのとおりだと思う。
夕刻7時、東と南の中ほどに赤みがかった月が見えた。デジカメで撮ってみたが、ぼんやりとしか写らずガッカリ。
窓からは、すこしひんやりとした夜風が入り、梅雨とは思えないさわやかさ。

明日も晴れ間があるそうです。
かんかん照りの夏の前に、草むしりなどしないとね。

 

今日の暦
日の出 4.25 日の入 18.59 月の出 18.02  月の入 2.41 月齢 13.3

2008 6. 17


Gallery - 中目黒から代官山へ

昨日は蒸し暑かった。夕方になって、中目黒方面へ出かけた。

駅前は車と人で混雑していたが、目黒川沿いは緑が多く、都心にあって一息つくにはうってつけの場所である。
護岸の深い川底をのぞくと、ちいさな白鷺が優雅に歩いていた。

ここから坂を少し上ると駒沢通りに出る。通り沿いに今日の目的地「藤屋ビル」があった。古いというか、汚れたというか、今時こんなビルがまだ残ってるの?
とびっくり。ドアの前でビルを見上げ、ため息を2つ3つ、、、 重いドアを開けて中に入る。

ビルの2Fと5Fに、現代アートの”Mizuma Art Gallery”がある。
いずれの作品も結構世間では名の知れた人たちのものらしいが、「それにしても、観念的だなー!!」というのが、わたしの正直な感想でした。(エレベータがないので5階まで上がるのはきつかったです。)

 

今日の暦
日の出 4.25 日の入 18.57 月の出 13.09  月の入 0.10 月齢 8.3

2008 6. 12


裏通り

梅雨の晴れ間の日曜日、
ぶらっと青山の裏通りを歩いてみた。

青山といっても、住所は神宮前。
無印良品の店の横手を入ると、ガレリアという3階建てのビルがある。
1、2階には ”PROMO-ARTE (Latin American Art Gallery)”、3階には”Art-U room”というGalleryが入っていた。

いずれも現代アートだが、”Art-U room”の催事はおもしろかった。
’東京仮面’というグループの展示『東京密林』(ジャングル)は、昨今のブランド好きの風潮を皮肉ったものだが、人形を使っての辛口パロディー。人形1つ12万円という値段には驚いたが、1メートルぐらいある大きな人形なので、店のディスプレ用などに売れるそうだ。
興味があったので、家に帰ってからWebsiteを開いてみたら、なんとなんと、ものすごいものでした。お試しあれ!(www.tokyokamen.com)
わたしも作りたい、こういうのを、いつの日か、、、、

おもしろい展示を見ると喉が渇く。
並びにあるCafeでお茶を飲み、Paul Smith Space でブラウスを買った。

青山の住宅地は緑豊かな地域である。趣のある家と木々、そんな中でのひとときは実に気分のいいものだ。この辺りもそのうちお店が増え、風情がなくなっていくのだろうか、と思ったりした。

ぶらっと東京見物、次はどこにしましょうか。

 

今日の暦
日の出 4.25 日の入 18.56 月の出 10.05  月の入 23.20 月齢 5.3

2008 6. 9


初夏を待つ

新緑の季節。
庭には芍薬やバラが咲いている。

今朝目が覚めたら、ゴーゴーと風の唸る声がきこえた。
カツラの木の幹がゆれるほどの強い風、そのうえ雨もザーザーと降り、
あわてて花を切りに外へ出た。

案の定、花はぐったりしていた。
やっと咲いたピンクの芍薬(ピオニーという西洋種)一本、オレンジ色のミニバラ、それに中輪の白いバラ2輪を手早く切り、テーブルに飾った。
これで一安心と思ったら、30分も経たないうちに雨も風も止んだ。

お天気はまことに気まぐれなものです。

今年の春は寒かった。初夏もいつくるのだろう、と心配するほどの冷え込み。
安定しない天候で、わたしの体調はずっとすっきりしなかった。

今日は久しぶりのWeb更新。
明日はお日様も出て、いい天気だそうです。
予報が当たるといいですね。

 

今日の暦
日の出 4.32 日の入 18.43 月の出 19.11  月の入 4.02 月齢 14.6

2008 5. 20


帰宅

約1ヶ月の旅行から戻ったら、
家の周りは花盛り。

桜は満開になり、暖かな風に吹かれ、
はらはらと散り始めた。

花壇には5輪の真っ赤なチューリップ、
車庫にある盆栽には、白いちいさな花が咲いている。

3月8日に成田を出発し、北米からヨーロッパへ。
桜の咲く頃の日々の様子を逃したのは惜しかったが、
異国の春も予想外に美しかった。

旅先での楽しい思い出、
春の自然や訪れた街の様子を
少しずつご紹介したいと思っています。

 

今日の暦
日の出 5.21 日の入 18.07 月の出 5.00  月の入 18.21 月齢 29.4

2008 4. 6


Photo Diary - 清徳丸 更新

やっと春が来たらしい。
きのうも、今日も、うらうらとしたお天気。

昨日はそんな陽気に誘われて、バスに乗り花屋へ行った。
道々、梅の花が満開で、赤、白、淡いピンクと色とりどり。
「これぞ日本の風景!」 
おおげさな表現だが、これは間違いなく本当のことだとおもう。

家の庭に梅はないが、去年の秋に植えた球根が、たくさん芽を出している。
チューリップ、水仙、ヒヤシンスなどなど、、、

今年は年明けから寒さが続き、雪が降った日もあった。
その所為だと思うが、いつもの年より球根の伸びが遅い。
その中で、水仙がようやく咲きそうな気配だ。

花壇に咲いた春の花、その写真を早く撮りたいものです。

 

今日の暦
日の出 6.12 日の入 17.35 月の出 0.41  月の入 10.08 月齢 22.0

2008 2. 29


I Give Love

立春が過ぎても、厳しい寒さがつづいている。

大好きな”庭掃除”もこんなに寒いとやる気がでないということで、
ついつい部屋で熱い紅茶にチョコレート、となってしまう。

こんななまけものでいいのだろうか?
と、今日は気温6度、湿度19%の中、午前は文具屋、午後はバスで花屋と頑張ってみた。

寒くても晴れていれば、歩いたりバスに乗ったりは、楽しいもの。
文具屋では桜の花のシールを買った。桜はいつごろ咲くだろう・・・
花屋ではヒヤシンスとスイトピー。これらもまさしく春の花。
分厚いコートを着込んでいても、気分は春だった。

  • 2週間前のこと。オランダから小さな郵便物が届いた。箱を開けると、手紙と " I give love " という名のブローチが入っていた。アムステルダムの中心街で小さなお店を開いている " Grimm " の店主Harrie Dekkersさんからのもので、昨年暮れ送った2008年カレンダーのお礼だった。わたしの写真を評して、a kind of " Strangeness " ということばを頂戴し、本当に嬉しかったです。その日以来、毎日セーターにハートのブローチをつけてます。皆さんもアムステルダムに行ったら是非寄ってみてください。スカーフ、バッグ、アクセサリー、どれもオランダの若いデザイナー達がつくった素敵なものばかり。値段も手頃です。Websiteはこちら。お試しください。

 

今日の暦
日の出 6.28 日の入 17.23 月の出 11.59  月の入 2.29 月齢 9.0

2008 2. 16


Photo Diary - 海 更新

雪がしんしんと降る夜。
今日は冷え込んだ一日だった。

久しぶりに" Photo Diary " を更新したが、文章がなかなかまとまらず、更新に3日費やした。何事もそうだと思うが、欲が出るとだめですね。

明朝は凍結した雪に気をつけて、、、

 

今日の暦
日の出 6.35 日の入 17.16 月の出 7.37  月の入 19.31 月齢 2.0

2008 2. 9


Oil Painting

明日は節分。1年でもっとも寒いころである。

近くにある世田谷観音では豆まきがあるそうで、今年は写真を撮りに行ってみようかと思っていたが、明日の天気予報は雪。しかも日中の気温3度という予想では、どうもあきらめることになりそうだ。

年が明け2008年になって早くも1ヶ月が経過。
大変遅れたご挨拶ですが、” 今年もよろしくお願いいたします。 ”

暖かい冬の始まりだったが、年明けから寒さが厳しくなり、庭には鳥がわんさとやってくる。
常連のシジュウカラ、すずめ、カワラヒワに加え、メジロ、ハト、ヒヨドリも庭の騒ぎをのぞきに到来。
一週間ほど前だっただろうか。薄氷が張った日の朝、ハトが水浴び場でつるっと滑り、あわてて飛び去った姿はかわいらしくもあり、こっけいでもあった。

ことしはどんな年になるだろう。

年明け早々のイギリス旅行の時に手に入れた油絵が、頑丈な木枠で梱包されて、無事到着。
”A small bull carf in the commage " という名のちいさな絵。
幼い雄牛の上にやわらかな日差しがそそぐ。

Gallery開設の夢の実現に向けて歩んで行けそうな手応えを、少しだけ感じている今の気持ちを大事にしたいと思っている。

 

今日の暦
日の出 6.41 日の入 17.09 月の出 2.53  月の入 12.15 月齢 24.6

2008 2. 2