2004年3月24日。

その日は天候に恵まれ、高速道路で一路ローマへ。

休憩所では、空を見上げて深呼吸。
早春とはいえ、陽射しは強く、肌がひりひりと灼けるようだった。

休憩所の下を、車が猛スピードで走っていく。
気分が爽快になるような光景。

Lunchにバゲットとサラダを注文。
カフェテリアの鮮やかなタイルの色に魅とれる。

ここはデザインの国、イタリア。
テーブル、椅子、明かり、壁、どれをとってもおしゃれ。

昼食をすませ、再び車を走らせる。空が急に暗くなってきた。

空一面に広がる暗雲を眺めながら、古代都市ローマへの期待が膨らむ。

夕方、無事ホテルに到着。

ラウンジでお茶を飲み、部屋に入った。
外はすっかり暗くなり、広場を囲む建物には明かりが灯されていた。

ローマ最初の夜は、一人でDinner。
Room Service で注文した生ハムの、なんとおいしかったこと。

部屋のしつらえは、重厚でしかもエレガント。
移動の疲れで、早々にベッドに入った。

翌朝は雨だった。広場は雨に濡れ、静かな朝を迎えた。